登山&のら湯-山道のあっち側

北横岳(2008年冬)|八ヶ岳中信高原国定公園

登山データ

【登山行程】

ピラタス蓼科ロープウエイ山頂駅〜北横岳ヒュッテ〜北横岳山頂

【訪問日・天候】

2007年2月中旬 平日 晴れ -8℃(山頂)

【GPSトラックログ】

ログ紛失

【登山口駐車場】

ピラタス蓼科ロープウエイ山麓駅 地図

WGS84 N36'4'4.528 E138'18'6.999 A1758m
218 831 708*55
【仮眠・車中泊】

ロープウェイ駐車場で可能。その他は中央道の中央道原PAか諏訪方面からなら諏訪湖SAが最も近い。道の駅なら「こぶちさわ」「信州蔦木宿」「小坂田公園」、長野方面からなら「マルメロの駅ながと」。

【参考サイト】

ピラタス蓼科ロープウエイ 北横岳ヒュッテ

さてさて、2月になってからやっと今冬初の山に行けたんですが、冬靴とアイゼンのチェックを兼ねてお気軽散歩コースを選んだってわけ。だいぶ遅れはしたけれどまだ数ヶ月は活躍してもらわんといけない冬装備のまずは足慣らしのつもりです。とか言って、これが今冬最後になったりしてな。

10月上旬以降ひとつも山行ってなかったんで、なんか感覚が薄れてて準備に手間取ります。11時を過ぎてからやっとロープウェイに飛び乗って、引き返せなくなってから気づきました。サングラス忘れた…。

山頂駅を出た所には、じっさまばっさま方が大勢いらっしゃいました。スキーヤーよりも全然多い。スキー場でありながら写真の三脚を持っている人が多いってのも、ここの特徴のようです。

雪目が怖いんで思いっきり目を細めて歩き始めます。サングラスが無いうえ、しかも今日はものすっごい快晴。

目を細めてるんで景色を楽しむ間もなく北横岳ヒュッテに到着してしまいました。

ヒュッテを過ぎて急登に差しかかった所でアイゼンを装着。雪質が柔らかいんでアイゼン無しでも行けそうな感じでしたが、それじゃ慣らしにならんかなと思って。

登り続けると特に問題もなく山頂に到着。山頂には誰もいません。

それまで殆ど無風状態だったのが、山頂に上がった途端に強い風に晒されます。さすがに寒いんでここで初めてシェルを着ました。写真を撮るために手袋を外してたら、ほんの1分ほどで指が動かなくなりました。風やべー、マジやべー。

この風では落ち着けないんで、山頂から一段下りた傾斜地でひとまず腰を降ろすことにしました。

カロリーメイトを食ってると、オジサマオバサマの団体が登ってきます。賑やかで楽しそうです。そして百万回のコンニチハの後、再び静けさを取り戻しました。

うららかな天気で昼寝でもしたい気分でしたが、出発も遅かったしそうそう長居はできません。なにより、オジサマオバサマ団体が戻ってきてまた百万回のコンニチハをするなんてのはゴメンです。

今回は道がよく踏まれていたので足が潜ることはありませんでしたが、この辺りの雪質はかなり柔らかいのでアイゼンよりはスノーシューの方が向いていそうです。

結局最後まで岩も氷も無かったので全くアイゼンの足慣らしにはならず、不具合がないかの確認だけとなりました。北横岳はアイゼンの足慣らしには不向きです。

さて、今冬出初め式だった北横岳、まさかこれが最後にゃなんめえの筈が、そのまさかが…。振り返ってみればこれが雪山納め…。来年は12月くらいにはとっとと足慣らしを済ませて、もっとあっちゃこっちゃ行きたいもんです。