【概要】
武甲山の隣にあり、絶好の武甲山ビューポイントでもある二子山。スケールは小さいが武甲山と二子山を結ぶ馬蹄形の縦走の起点終点としてもよく歩かれている。ちなみに秩父にもうひとつある二子山は鎖場もある上級者コース。それとは違って奥武蔵にあるこちらは子供も歩けるハイキングコース。
武甲山に登ったら自分的にはつまらなくって、やっぱり武甲山は眺める山だと思い直したことから、周辺の山に目を転じたひとつがこの二子山。上り口は「道の駅あしがくぼ」から。
【写真(1):登山道の起点は線路下をくぐるトンネルから】
道の駅の第二駐車場に車を停め、液の方へ橋を渡ったら右側に折れると、左に線路下をくぐるトンネルが現れる。そこが登山道の始まり。トンネルから出るとすぐに登りが始まる。
【写真(2):学習登山コースなだけにレッスン看板が】
学習登山コースというものに指定されているらしく、Lesson看板が所々に立てられている。何番まであるのか知らないが、写真を見ると最大の数字がLesson8だった。写真を整理すると雄岳手前にLesson8があったらしいのだが、雄岳の先にLesson7が写っていたり、はたして全ての数字が抜けずに揃っているのか、何番まであるのか、登ってる時はさほど気にしてなかったのでわからない。
【写真(3):雨の日の水の通り道だろう沢は若干不明瞭】
地図を見るとコースは兵の沢という沢に沿って続くが、実際に沢の中を辿るようにコースどりされている個所もあって、その部分は道筋が若干不明瞭。水は流れていなかった。水の通り道に違いないだろうから、雨の日は歩き難くなりそう。
【写真(4):尾根に出る】
歩き出してからおよそ1時間ほどで尾根筋に出た。そこからさらに20分ほど登ると、雌岳山頂から770mピークに延びる尾根に辿り着く。
【写真(5):雌岳山頂】
雌岳山頂に到着。特に展望は無い。ここで武川岳から来たという登山者に会った。平日だし有名な山でもないから誰にも会わないかと思っていたが、そういや大持山でも何人も登っていたし、お手軽に縦走が楽しめるとあって結構歩かれているコースなんだなと再確認。
【写真(6):雄岳山頂】
雌岳から下って登り返すと雄岳山頂。こちらも殆ど展望は開けない。このままここで下山したらあまりにも面白くないので、最悪は武甲山のビューポイントと言われる焼山まで歩くしかないなと思って先に進む。
【写真(7):雄岳の少し先にある武甲山ビューポイント】
50mも行かないくらいで右側に開けている場所があった。武甲山を見るために切り拓いたっぽい。そこそこしっかり武甲山を見る事ができたので、ここをゴールと決め、少し遅めの昼食をとってから、ぼちぼちと下山を開始した。