登山&のら湯-山道のあっち側

一本松温泉跡たつこの湯 (2)

ペンキのマークに従い飛び石伝いに沢を渡ります。対岸には再び道が現れました。*写真(1)

やがて視界が開け沢沿いに広がる広場に出ると、その真ん中に立てられた「一本松温泉跡地」の看板を発見。ただ、その場所に湯舟はありません。*写真(2)

少し進むと、前方になにやら臭う風景。*写真(3)

湯船は登山道より少し下がった箇所に造られていました。登山者が通れば丸見えになってしまうロケーション。*写真(4)

まあだからといって、誰か通るんじゃないかとびくびくしたりはしません。なので速攻、服を脱ぎます。

肌を晒した途端、ぶよの波状攻撃がっ!

まーたかるワたかるワ。ハンドタオルで体中びしびし叩きながら撃退しようとするものの、その程度で怯むような奴らじゃありません。口の中まで飛び込んでくるんじゃないかと、こちらが怯みます。しかも、湯に入っても肩まで浸かれるほどの深さはないから、上半身は無防備。なので、いいように喰われまくり…。

さわさわと風に擦れる木の葉。さらさらと流れる川音。青白く半透明に濁った湯面が揺れ、きらきらと光を反射します。*写真(5)

川からうまいこと水を導くホースが設置してあり、湯も熱過ぎず極めて入り頃の適温。

 

ああ、ぶよさえいなけりゃ…。