百名山には興味がないと言いつつも行ってしまう百名山。だってやっぱり良い風景なんだもん。
桧枝岐の公式サイトでは落石の危険があるため林道入口手前の野球場駐車場に車を停めるように書いてあったので、律義にそちらに車を停めて歩きました。
【登山道取付〜駒ノ小屋】
登山道の取り付きにある階段手前まで行くと、ずらっと駐車している車の列。なんだ、みんなこっちに停めるんじゃん。*写真(1)
それにしても平日の上に天気も崩れそうな日なのに、これだけ人が多いのはさすが百名山。
先に階段を上がり始めた人の後ろについてこちらも登り始めると、すぐに後ろからも人が来ます。*写真(2)
前後を人に挟まれて歩くのはどうにも歩き難いのですが、待ってやり過ごしてもまたすぐに別の人に追いつかれそうだから、そのまま歩きます。
最初のうちは森の中、木の根が露出している傾斜が若干きつめの登山道が続きます。*写真(3)
きつめとはいっても、先々月行った白毛門に比べればマシですが。
途中で水を飲むために立ち止まると後ろの人に抜かれます。でもまた今度はその人が休憩している時に追いついてしまいます。抜きつ抜かれつ、今まで人の少ない山に行くことが多かったので、どうもこーゆーのは慣れません。
高度が上がってくると、木々の間から尾瀬方面が見えたりします。雲の流れが速く、山にぶち当たった雲が稜線から滝のように流れ落ちて、水墨画のような風景が見られます。*写真(4)
森林を抜けて空が開けると、ここからが会津駒ヶ岳らしい風景の始まりです。
丸みのある山容に緑の絨毯を敷き詰めたような湿地帯が、広々と目の前に展開します。よく手入れされた芝生の公園のよう。*写真(5)、写真(6)
湿地帯には二列の木道が付けられ、なだらかな丘を突っ切り遠くまで延びて行きます。木道の先には駒ノ小屋があり、その右の駒ヶ岳山頂まで一望。*写真(7)
残雪期の山スキーに人気があるようですが、この風景を見ると確かに滑りたくなりますね。すっげー気持ち良さそう。
木道を20分ほど歩くと駒ノ小屋に到着です。*写真(8)