【写真(1):東天狗はごつごつした岩の山頂】
鞍部を過ぎて上りにかかると、砕けて尖った岩が溜まってできたような歩き難い道となる。手前のコブを越えて痩せた岩場の鞍部を過ぎると東天狗の山頂。
【写真(2):東天狗岳山頂】
地図には北八ツ一の展望と書いてあるが、ガスってるし広くもないしごつごつした岩の山頂は落ち着ける感じでもなかったのですぐ西天狗へ向かう。
写真は山頂から西天狗を見た方角。
ちなみに山頂の岩に、鮮やかな赤色の小さな虫が這っているのを発見。ダニかなと思ったが、帰ってから調べるとやはりタカラダニというダニだったようだ。こんなのザックとかにくっつけて持ち帰りたくない。
【写真(3):西天狗へ続く鞍部へと下りる】
西天狗へ続く鞍部へはざらざらした歩き難い下り。
【写真(4):鞍部から西天狗】
下りきって上りに転じてもざらざらした歩き難い道は続く。
【写真(5):西天狗岳山頂】
西天狗山頂は踏み固められてそこそこの広さがある。
ここでやっと昼休憩。残念ながら雲が低く何も見えないが、時折ガスが流されて南八ツまで見通せたりする。
【写真(6):根石岳を振り返る】
西天狗を後にして戻り始めるとき、ガスの晴れ間に根石岳を望む。根石岳の向こうには硫黄岳。
【写真(7):雲が晴れ天狗-根石鞍部から硫黄岳を見る】
東天狗-根石岳の鞍部まで戻る頃には雲が高くなり、陽の明るさも増し始めた。硫黄岳山頂までよく見える。硫黄岳に行った時は完全に雲の中だったので、うまく晴れた日にリベンジしなきゃなと思いながら、爆裂火口の荒々しい崖を眺める。
【写真(8):根石山荘と箕冠山】
根石岳山頂に戻るともうすっかりガスは消え、根石山荘やその先の箕冠山までよく見通せるようになっていた。
【写真(9):箕冠山山頂から下りオーレン小屋へ】
箕冠山からは夏沢峠へは戻らず、オーレン小屋へ直接下りるルートをとる。時間は短縮できるが、暗い樹林帯でぬかるんでおり、あまり快適とは言えない。