【概要】
標高969m、東京都と埼玉県の県境に位置する棒ノ折山。棒ノ嶺、または棒ノ峰とも呼ばれるらしい。奥多磨町側から登るルートもあるが、バスの便などの事情から、飯能市側から登る人の方が多いよう。登山口に温泉もあるし。
【写真(1):白谷沢登山口】
名栗湖の南にある白谷沢登山口から沢沿いに登るコースを出発点に選ぶ。車は登山口に8台程度停められるスペースがあるが、下山は日帰り入浴施設の「さわらびの湯」に下りる尾根沿いコースにするつもりだったので、そちらに停める。
バス停付近にある農産物直売所にはトイレもあったが、ちょっと臭い。後で気付いたのだが、農産物直売所の駐車場は登山者や釣り客などの長時間駐車はダメと看板に書いてあった。Yamakei Onlineによるとマイカーは「さわらびの湯」の駐車場に停めるのが正解らしい。
さわらびの湯から有間ダムへ舗装路を30分程度歩くと、白谷沢登山口。
【写真(2):滝の横を通る】
最初に現れた滝。確認しなかったが、藤懸ノ滝かな?
滝に沿って登山道が続いている。
【写真(3):何度か沢を跨ぐ】
以後、いくつかの滝を越え、沢の右岸左岸を行き来しながら登山道が続いて行く。沢は深くないので、増水でもしてなければ登山靴の中まで濡らすようなことはないが、スニーカーとかでは行かない方がいいかも。
【写真(4):ゴルジュを行く】
両側を崖に挟まれた峡谷地形を通る。
【写真(5):まるで沢登りのよう】
遠目で見るとまるで沢登りしているようだが、水量は少ないので、沢の中を歩くわけではない。雨の日はどうなるんだろう?
【写真(6):階段状に積まれた石を登る】
崖を登るコース取りになっているが、石が階段状に積まれているし、鎖の手摺りもあるので問題はない。
【写真(7):白孔雀の滝】
ゴルジュを過ぎ、最後の滝となる白孔雀の滝。ここまであまり標高を稼いでこれなかったが、この先登りは急になる。
【写真(8):岩茸石の分岐】
沢を上り詰めると林道を跨いで急登を登り、水平移動の先に目印が岩茸石の分岐点に到着。ここを分岐として、今来た白谷沢ルートと、「さわらびの湯」へ下りる滝ノ平尾根ルート、そして名栗温泉大松閣へ至る湯基入林道ルートに下山コースが分かれる。その十字路を権次入峠方面へ登る。少し登るとベンチとテーブルがあるが、そこはまだ権次入峠ではない。