【写真(1):風の道コース側に下る】
ところで、GPSログの高度を今まで全く気にしてなかったのだが、ふと見直してみると1,000mくらい高く記録されている。eTrexHCxに気圧高度計が内蔵されているのをすっかり忘れてて、GPSの高度が記録されていると思い込んでいたので、校正を一切やったことがなかった。一応Auto Calibrationには設定されていたが、信号が安定かつ静止状態のときのみに自動校正されるようで、おそらく全然校正されない状態だったのだろう。一度気にするとこの誤差が気になり出してしまった。
まあそれはどうでもいいこととして、GPSのログ上では1658m、実際には633mの山頂を後にする。
来た道を戻るのではなく、先に進む形で風の道コースに入る。
【写真(2):小峠ぶどう園に下るのが正解】
地図上では琴平神社横を道路に出たら右に行って左に折れることになっている。これを高原パーク横瀬の所で左に折れるように読んでしまって、写真の道を真っ直ぐ進んで行ってしまった。正解は小峠ぶどう園の看板の矢印に従って左に曲がる道。
ちょうどよく高原パーク横瀬の前で左に折れる歩道があったものだから、正しいと思い込んで地図も確認せずにずんずん進んでしまった。しかしこれは横瀬駅に至る六番峠ハイキングコースで、芦ヶ久保には戻らない。
途中で気付いたから良かったものの、20分ほど時間をロスしてしまった。
【写真(3):舗装が切れて風の道コースへ】
舗装路を武甲山を正面に下って行くと、舗装が切れて風の道コースが続いて行く。
ここまで来ると道標が現れるので、やっと正しい道ということが確認できる。できれば小峠ぶどう園の看板があった辺りにも道標が欲しいところ。
【写真(4):落ち葉の敷き詰められた道】
落ち葉の絨毯のようなふかふかの道が続く。地面の状態が見えないし、滑りやすくもあるので案外気を使って疲れる。
【写真(5):登山地図では左へ、実際は右】
ずんずん下って行くと、突き当たりに出た。山と高原地図を確認すると、ここで左に折れるように赤い線が引かれている。実際には右に行くのが正しい。一応2014年版の地図なのだが、恐らくたかがハイキングコースにわざわざ取材し直す事もなく、何年も修正されないままなんだろう。
【写真(6):ここを過ぎて緩く上ると大観音】
ここを過ぎて緩く上り始めると、女性二人組に出会った。挨拶すると、この先山頂に行けるのかと聞かれた。場所はちょうど行きに自分らも引き返した辺りで、この女性らも不安になっていたらしい。
山頂に向かっているように思えない方角に進むし登山地図と違うし、やっぱり正しい道か自身が持てなかったのは自分らだけではなかったんだと、妙に安心したりする。
【写真(7):風の道起点の芦ヶ久保大観音】
芦ヶ久保大観音に到着。後は道の駅の第二駐車場に向かって舗装路を下るだけ。
【写真(8):登山地図より案内看板の方が分かりやすい】
国道の果樹公園入り口にある看板。この地図の方が正確で登山地図より参考になる。行きがけに写真を撮っておいて、要所でカメラを見直すのが良いと思う。